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国士舘のスポーツマンシップ

国士舘大学が目指すスポーツマンシップ

国士舘大学では、スポーツアスリートの倫理規定として「国士舘スポーツアスリート憲章」を制定しています。

国士舘スポーツアスリート憲章

  • スポーツアスリートは、スポーツが個人の尊厳の上に立脚していることを知る。
  • スポーツアスリートの最大の報酬は、たゆまぬ努力から生まれる喜びと充実している自己の存在である。
  • スポーツアスリートは、ルールとその精神に従い、スポーツに忠誠を誓う。
  • スポーツアスリートは、常に自制を心がけ、自己への尊厳と他者への尊厳を保つ。
  • スポーツアスリートは、スポーツの美の創造者であり、スポーツ文化の継承・変革者である。
  • スポーツアスリートは、スポーツが「人を生かし、国を活かし、世界に貢献する」ことを知る。
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 スポーツマンシップとは、スポーツをする人やスポーツにかかわる人が身につけているべき精神や態度を表す概念で、スポーツ本来のあり方を示すものでもあります。今日ではフェアプレーとほとんど同義に用いられていますが、いずれもイギリスに由来し、スポーツが人格形成やジェントルマン(丁寧で教養があり信頼できる人物)育成のための重要な教育手段であったことから生まれた言葉です。つまり、スポーツによって身心を鍛え、人格的にも優れた人は、一般社会においてもリーダーシップを発揮し、国や世界で活躍できる素地を備えていると理解されているのです。

 勝敗を競うスポーツであれば、勝利を目指してあらゆる努力をしていくのがアスリートの務めでしょう。しかし、厳しい闘いを強いられる中にあっても、勝利よりも優先すべき価値があることを忘れてはならないのです。それが人間の尊厳を保つこと(一人ひとりの人間を大切にすること)であり、定められたルールを守って、ベストを尽くし、自己中心的な態度を慎み、他人や周囲を思いやる気持ちを持つことです。暴力、ドーピング、ルール違反などの卑怯な方法で、相手より優位に立とうとすることが、いかにスポーツマンシップからかけ離れた態度であるかは明らかです。

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 オリンピックのような大舞台でも、対戦相手が不利な状況にあるときに、自らの勝利に固執することなく、無条件に相手の不利を補う行動をとった選手が大勢います。自分だけでなく相手も良い状態で互いの能力が十分に発揮されたとき、純粋にスポーツを楽しいと感じ、偽りのない充実感と達成感に満たされるのではないでしょうか。そして、そのようなときに同じ目標を目指して努力してきた相手と、仲間意識や友情が芽生えるのではないでしょうか。

 スポーツにかかわっている人が、その営みによって未来のスポーツ界をつくっていきます。スポーツマンシンップを心に留めて、日頃の鍛練と研鑚を積むことが、人類にスポーツという文化を残し、発展させていくことになるのです。