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アスリート語録

国士舘の在学生/卒業生を中心に、第一線で活躍している選手にインタビューをしていきます。活躍を続ける秘訣はもちろん、葛藤や挫折の経験、選手それぞれの「座右の銘」から、人生のヒントを感じてもらえるでしょう。

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宇佐美里香<空手>

プロフィール 宇佐美里香(Rika Usami)
東京都出身/1986年2月20日生まれ/血液型O型
帝京高校・国士舘大学卒
鳥取県教育委員会職員のかたわら、
井上派糸東流慶心会宗主・井上慶身師に師事
主な活躍
  • 第4回世界ジュニア&カデット空手道選手権大会 優勝(2005年)
  • 第8回アジアジュニア&カデット空手道選手権大会 優勝(2006年)
  • 第51回全日本学生空手道個人選手権 優勝(2007年)
  • 第64回国民体育大会空手道競技会成年女子形 優勝(2009年)
  • 第37、38回全日本空手道選手権 連覇(2009、2010年)
  • 広州アジア大会空手女子形 優勝(2010年)

私にとって国士舘は心のふるさとです

日本の女子空手形のエースとして脚光を浴びる宇佐美里香選手。中国広州で行われたアジア大会の空手女子の形(かた)で見事金メダルを獲得し、この取材の2日前にも全日本空手道選手権連覇の偉業を達成した。ニューヒロインの誕生にマスコミが殺到する中、本学校舎にて取材は始まった――。

01

―空手を始められたのには、どんな理由があったんですか?
テレビで女優さんが男の人相手に闘うアクションシーンを観て、「女の人でもできるんだ!」と思って、強い女性に憧れを抱くようになったんです。ちょうどその頃、4歳上の兄が空手を習っていたので、「私も空手を習おう」と決意して道場に通い始めました。

―おいくつの時ですか?
小学5年です。

―それから8年後には世界ジュニアの舞台で優勝しているんですよね。よほど素質があったんでしょうね。
そんなことはないですよ。ただ、空手はすごく楽しかったですね。

―小学生で空手に楽しみを見出せるってすごいことですよね?
練習して強くなっていくことが楽しかったですね。空手を習い始めた原点が「闘っている女の人ってカッコいい!」という憧れだったから、というのもあるかもしれません。

02

―今でも空手は楽しいですか?
そうですねぇ。子供の頃はやればやるほど強くなれたから単純に楽しかったけど、今はやればやるほど自信がつく半面、悩みも大きくなってきてますね。

―宇佐美選手にも空手で悩みがあるんですね。
ありますよ。毎日の練習の中で、納得いかないことやできないことなんて、しょっちゅうですから。

―例えばどんなことですか?
世界を相手に戦うには体を大きく見せなければいけないので、体重を増やせと言われるんですが……私、食べても太れない体質なんですよ。

―我々からすると羨ましい体質ですよ。
でも、私のやっている形の競技は、体重別の競技じゃないから、小柄な選手も大きな選手と同じ土俵で戦わなければなりません。形は見栄えも大事なので、小さな人も大きな人も自分の体の使い方によって、どのように見ている人に迫力を伝えるか、を大事にしています。私自身も体作りをもっとして、それを形に活かすことができればと思います。

03

―ところで、国士舘大学に入学した理由は、やはり空手に関係があるのですか?
そうですね。東京都の強化練習で、とりわけ礼儀正しくてカッコよかったのが、国士舘大学の空手道部だったんです。先生からも薦められましたし、「国士舘大学なら精神的にも強くなれそう」という思いもあって、自分で決めました。

―大学時代に先生から言われた忘れられない言葉などありますか?
「自分の目標を高く持て」ですね。

04

―宇佐美選手にとって、国士舘大学はどんな場所なんでしょう?
今でも自分にとって大事なところであり、忘れられないところであり、忘れちゃいけないところですね。大げさにいうと、心のふるさとのようなところです。

―ちなみに在学中はどんな学生さんだったんですか?
文学部だったので、周りはみんなオシャレをしているのに、私一人だけいつもジャージで登校してました(笑)。そんな私にも温かくしてくれたみんなには、とても感謝してます。あっ、でも最近になって、空手ばかりじゃなくてオシャレも大事だなって思い始めてます。

―宇佐美選手の血肉となっている空手から学んだことを教えてください。
人に感謝する心、自分に負けない心、そして自分をコントロールすることですね。

―では、今後の目標は?
まずは世界一になること。そして将来的には、小さな子供たちに空手を教えたいですね。

05

―後輩へのメッセージをお願いします。
何事も情熱が大事。だから無理してでも自分に自信を持って、常にモチベーションを高めておきましょう。時には、自分をダマしてでも強気にならなければならないこともあるんです。

―最後に、宇佐美選手が座右の銘にしている言葉を教えてください。
【情熱・努力・感謝・感動】です。【情熱】がなければ自分を奮い立たせられませんし、【努力】なしには壁は越えられません。優しさやありがたみを知っているからこそ【感謝】でき、お世話になったすべての人に「ありがとう」の気持ちを込めて【感動】を与えたい、と思っています。

情熱・努力・感謝・感動
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